「既読スルー」は英語では基本的に leave on read あるいは leave on seen のような言い方で表現できます。特殊な用語というよりは普通の英語表現の部類といえるでしょう。
ちょっと発想を転換すれば、ignore the text(メッセージを無視する)、あるいは does not reply (返事をしない)といった言い方も思いつくでしょう。メッセージは読まれているけど返信が来ないという既読スルーの状況はバッチリ表現できます。
「既読スルー」は英語では基本的に leave on read あるいは leave on seen のような言い方で表現できます。特殊な用語というよりは普通の英語表現の部類といえるでしょう。
ちょっと発想を転換すれば、ignore the text(メッセージを無視する)、あるいは does not reply (返事をしない)といった言い方も思いつくでしょう。メッセージは読まれているけど返信が来ないという既読スルーの状況はバッチリ表現できます。
いわゆる「不倫」は英語では affair といいます。have an affair で「不倫に及んだ」というような意味の表現になります。
男女どちらも不倫に及んでいるという意味で「W不倫」(ダブル不倫)のような表現が用いられることもありますが、これは英語では「両名ともに」という意味で both を用いる言い方が妥当です。
日本の元号を使った年数を英語で表現する場合、「平成29年」なら 29th year of the Heisei period と表現できます。period の代わりに era を使って Heisei era とも表現できます。
「年」ではなく「年度」で扱う場合、年度で扱う分野に応じて「学年度」「会計年度」のような要領で academic year や fiscal year のように表現する言い方が使えます。
「いわゆる《冷えピタ》」は、総称・一般名としては「冷却ジェルシート」といい、英語でも cooling gel sheet(s) と呼ばれます。cold compress (冷湿布)と呼ばれることもあるようです。
なお「冷えピタ」の名称はライオン株式会社の登録商標です。
外貨の両替は英語では foreign currency exchange のように表現できます。currency exchange あるいは foreign exchange と省略しても大抵は問題なく通じます。
もし「外貨両替」という単語そのものを知りたいというか「外貨を両替したいんですが」という風に英会話の中で表現したい、ということなら、exchange を名詞でなく動詞として使うように発想を切り替えましょう。
お月見を英語で表現するなら、 viewing the moon あるいは moon viewing のような言い方がまずは無難といえます。viewing the moon, or Tsukimi という風に固有名+補足の形を取るのが万全でしょう。
お月見は旧暦の中秋節を起源とする東洋の文化です。西欧文化圏には東洋的「お月見」の習わしは特にありません。その点を踏まえて平たく説明する形を取れば、相手に伝わる表現は見つかるはずです。
眼鏡拭き(メガネ拭き)は英語では eyeglass cloth のように表現できます。microfiber cleaning cloth(マイクロファイバークリーニングクロス)のように述べれば具体的に伝わりますし、いっそ cloth と言うだけでも充分に通じます。
cloth 以外には wiper、あるいは cleaner のような語でも眼鏡ふきを指し示せます。いずれも雑巾のように汚れを吹き落とす布を指す意味で使える表現です。
「豚の生姜焼き」を英語で表現する言い方としては、ginger fried pork あるいは ginger grilled pork のあたりが妥当なところでしょう。ginger pork という表現もよく目にするところです。
そもそも「生姜焼き」は日本独自の料理法であるため、英語の既存の語彙でバッチリ的確に表現しきることは容易ではありません。いっそ寿司やタコヤキと同様に固有名の枠組みで the Shogayaki と言ってしまった方が適切とすら言えます。
もちろん Shogayaki のような固有名扱いは、追って補足する必要もあります。それを踏まえると、the pork Shogayaki; grilled pork with ginger というような叙述が、いちばん無難な言い方といえるかもしれません。
「制服」は英語では uniform の1語で表現できます。学校の制服を指す文脈なら school uniform (学校制服)と表現すると万全です。
school (学校)には、名詞を修飾して「学校の」という意味を加える形容詞的な用法があります。たとえば school cap といえば「学生帽」すなわち「制帽」の意味が表現できます。
ただし、学校制服をはじめとする「校則」がらみの話題は、結構かなり濃厚に、日本と海外とで文化的乖離のある部分です。日本の常識を普遍的なモノと捉えてしまうと話が齟齬しっぱなしになるかもしれません。その辺は重々注意しましょう。
「特に理由はないけど」、「うまく説明できないけれど」、そんな場面にぴったりの表現といえば「なんとなく」。英語でも困った時に「なんとなく」といえる簡易なフレーズがあります。それが「Just because」です。 続きを読む
「双子ダンス」は英語に直訳できない表現です。趣旨を伝えるには言葉をかみ砕く必要があります。
あえて直訳すれば twin(s) dance 、でもこれだと語弊もありそうです。ミクチャのカテゴリー名は「ツインズ」ですが、twins(双子)も「双子ダンス」の意味では伝わらないでしょう。
「2人で」「そっくりに」「踊る」という要素を英語で伝えるには、synchronized dancing とか、あるいは dancing like twins というように表現を工夫する必要がありそうです。
いわゆる「キラキラネーム」は英語では bizarre (baby) name のように表現されます。英語のキラキラネームの実例としては「Egypt」「North」「Batman 」「@」なんかが挙げられます。
キラキラネームは最近では日本に限らず海外でもよく話題になっているネタです。
英語の筆記体(cursive)手書きで上手に書くためのコツと、英語圏における筆記体の使われ方とその位置づけをまとめました。
手書き文字の字形は人それぞれですが、やはり文書全体で統一感が出せているか否かは重要な部分でしょう。
署名(signature)に用いる自分の名前は筆記体でサラサラッーと書けようになっておくと何かと捗ります。それ以外は基本的には「書けなくても特に困らない」性質のものと割り切ってしまってもよいかもしれません。
なお筆記体に対する通常の書体はブロック体(block letters)といいます。
写真を撮影する時の合図といえば、日本語では「はい、チーズ!」が定番です。これは実は英語でも同じで、英語では Say, cheese ! が定番のフレーズとなっています。
cheese /tʃiːz/ は英語の本場の発音でも、口をニッカリ横に広げて笑顔を咲さかせやすい、丁度よい単語です。口を「イー」の形に誘導できるならチーズに限らずウイスキー(whiskey)などでも良いわけですが、やっぱり基本は Say, cheese ! です。
「毛穴ケア」は英語では pore care と表現できます。pore=毛穴、care =ケア(手入れ)、という意味合いです。ちなみに「角質ケア」も同じ要領で horny care と訳せます。
「広がった毛穴」は large pore(s) あるいは big pore(s) のように表現されます。「毛穴の引き締め」は pore shrinking とか pore minimizing のように表現されています。
単に「美肌に気をつけている」程度の意味合いで述べるなら、素朴に「スキンケア」(skin care)と表現してしまっても特に問題なかったりもするでしょう。
「英検」は英語では EIKEN といいます。つまり固有名詞です。英検には1次試験と2次試験がありますが、「一次試験」は the (EIKEN) first stage 、「二次試験」は the (EIKEN) second stage と表現できます。
ただし文脈によっては、英検という名称を特に明示せず、English certification exam (英語の資格試験)とでも言っておけば十分に趣旨が通じるでしょう。EIKEN の語を明示するにしても EIKEN, English certification exam, という感じで補足が必要でしょう。
二次試験も場合によっては speaking test とか interview test のように述べた方がよさそうです。試験の段階ではなく内容に言及するというわけです。
いわゆる「おうちデート」は、英語では stay-at-home date のように表現できます。単純に home date と言うだけでも趣旨はたぶん充分に伝わります。
どこかに遊びに出かけるのでなく、家でまったり2人の時間を過ごす、そんなデートの形はどこの文化にも普遍的にあるものでしょう。それをわざわざ「おうちデート」のような表現で区別して扱うかどうかは文化や時代によるかもしれませんが。
文脈によっては「デート」という表現を明示的に用いる必要はないかもしれませんし、あるいは「おうち(で)」と場所を明示する必要が特にないかもしれません。既存の表現に囚われすぎず「文脈に応じて自分の言葉で」表現する心構えが大切です。
「夜のお菓子」は言わずと知れた、春華堂の名菓「うなぎパイ」のキャッチフレーズです。これを英語で表現するなら? ― 公式には the night snack と訳されています。
「うなぎパイ」そのものの英語名は Unagipie もしくは Unagipie Pastry 。「ウナギ」は英語の eel は用いず敢えて日本語のまま、かつ「パイ」は pie と正しい英語の綴りを用いているという辺り、工夫が垣間見えます。
いわゆる「雰囲気イケメン」を、英語で一言で表現するのは中々に困難ですが、ちょっとした表現の工夫で「雰囲気(は)イケメン」という意味合いを表現することは英語でも充分に可能です。
「雰囲気イケメン」という表現は文脈によって良い意味にも悪い意味にも転じます。どういう意味で使うかによって、当てはまる表現は大きく違ってきます。
日本語の「雰囲気-イケメン」という字面に囚われていては上手い表現は見出せません。しっかり趣旨を捉え直して意味に応じた英語表現を探すという考え方が求められます。
父親として積極的に子育てに携わる男性を「イクメン」と呼ぶことがありますが、英語には「イクメン」にバッチリ対応する表現は特にありません。
あえて英語で「日本におけるイクメンという存在・役割」について述べるとすれば、Ikumen と固有名詞的に述べつつ、説明的な記述を補う、という流れが最も無難でしょう。
そう考えれば後は「どう説明するか」を趣旨に応じて選ぶだけです。