日本語の「外れる」という表現(動詞)は使い所の多い語です。英語で表現する場合には、「何が外れるのか」「どのように外れるのか」という様子などを顧慮して表現を使い分ける必要が出てきます。
「外れる」に対応する動詞は必ずしも特殊な語彙とは限らず、むしろ基本的な動詞と副詞の組み合わせ(句動詞)で大抵の意味合いが表現できます。
日本語の「外れる」という表現(動詞)は使い所の多い語です。英語で表現する場合には、「何が外れるのか」「どのように外れるのか」という様子などを顧慮して表現を使い分ける必要が出てきます。
「外れる」に対応する動詞は必ずしも特殊な語彙とは限らず、むしろ基本的な動詞と副詞の組み合わせ(句動詞)で大抵の意味合いが表現できます。
「水虫」は、英語では athlete’s foot と表現できます。文字通りに受け取れば「アスリートの足」。通称・俗称の類ではありますが、一般的な英語表現としてはこれで十分です。
医学的な呼称としては tinea pedis のような英語表現があります。これは厳密でフォーマルな言い方ですが、日常英会話で用いる表現とは言いにくいものがあります。
日本語表現の「はっきり言って」の意味合いは、英語では say clearly のような言い方で表現できます。ボカしたり隠したりせず明確に示すというニュアンスです。
動詞 say も、副詞 clearly も、類似する違った語に置き換え可能です。「端的に言う」「遠慮なく本音を言う」「断言する」といった微妙なニュアンスの違いに応じて、表現を選んでみるのも、楽しいものです。
ハーフ(half)は「半分の」という意味で、日本語でもよく用いられますが、英語の half と日本語の「ハーフ」では意味にも用法にも少なからず隔たりがあります。
両親が国際結婚であり、異なる民族の血を引いている、という意味合いは、英語の half にはありません。また、「何の(半分)なのか」という対象・全体を明示せず単独で half と述べる言い方もありません。
英語の half と日本語の「ハーフ」は、同語源ではあるとしても、全く別の語彙である、そう心得て把握し直しましょう。
日本の「成人の日」を英語で表現する言い方としては coming‐of‐age day が挙げられます。「成人式」なら coming-of-age ceremony と表現できます。
英語の age は「年齢」「年代」といった意味の他に「成年」「成人年齢」の意味・用法もあります。coming-of-age は、成人を迎えるというということを指す言い回しです。
英語の新年のあいさつというと Happy New Year ! のフレーズを思い浮かべます。年賀状の定番デザインでもあり、日本でもよく目にします。
年賀状では「A Happy New Year」と書かれている場合が多々ありますが、この不定冠詞のついた「A Happy New Year」は英語あいさつ表現としては不正確という点に留意しておきましょう。
日本語の「爽やか」という言葉は、用いられる場面や話者の感性によって、その意味が微妙に異なります。定義するのも難しい言葉ではありますが、基本的には「晴れやか」「すがすがしい」「淀みがなく心地よい」といった意味を持つ言葉です。
英語にも「爽やか」に対応する単語はいくつかありますが、詳細なニュアンスまでは表現しきれないことも多くあります。状況によっては「爽やか」からいったん離れて、特徴をそのまま言ってしまったほうが伝わりやすくなります。
年末年始にお決まりの挨拶、「よいお年を」や「あけましておめでとう」はそのまま英語にできる場合とそうでない場合があります。
お正月というイベントの祝い方は文化によって大きく異なるので、地域性を理解したうえで自然な挨拶を交わしましょう。
「Word Of The Year」(今年の単語)といえば英語辞書メディアの催すイベントが思い浮かびますが、ヨーロッパの放送局ユーロニュース(euronews)が発表している Word Of The Year も興味深いものです。
Word of the year 2017 | Euronews
ユーロニュースは欧州EU圏で放送されているニュースメディアです。2017年現在、12の言語で放送しており、対象国は166カ国、のべ4億3000万世帯で契約・視聴されている巨大メディアです。
英国発のケンブリッジ英語辞書(Cambridge Dictionary)は毎年末に「今年の英単語」(Word Of The Year)を発表しています。2017年のケンブリッジ版「今年の英単語」は populism です。
「Word Of The Year」は英語辞書メディア各社がそれぞれ独自に発表している恒例行事。見比べて吟味堪能するのは年の瀬の楽しみのひとつです。
年の暮れは1年間を振り返る催しが目白押しです。中でも英語辞書メディアが発表する「今年の言葉」(Word Of The Year)は、時事的な重要英単語の知識が身につく絶好の機会です。
「Word Of The Year」は英語圏で実際に使用された英語に関する話題なので、英語圏のメディアが本職ということになりますが、日本版「今年の英単語」も意外と見物ですよ。
毎年恒例、オックスフォード英語辞書による「今年の英語」(Word Of The Year)、2017年の「今年の英語」には youthquake が選ばれました。
youthquake って単語、知ってました?
毎年12月は英語辞書が「今年の言葉」(Word Of The Year)を発表する時期でもあります。イギリスの英英辞書・コリンズ英語辞典(Collins English Dictionary)は、2017年の Word Of The Year に「Fake News」を選出しました。
アメリカを代表する英語辞書のひとつであるメリアム・ウェブスター(Merriam-Webster)が、毎年恒例の「Word Of The Year」を発表しています。2017年の Word Of The Year は「feminism」です。
英語で「食いしん坊」と表現する言い方はいくつかあります。ニュアンスに応じて使い分けましょう。「食べるのが好き」という肯定的な意味合いなら foodie などの語が気軽に使えます。
「食べるのが好き」「たくさん食べる」といった叙述に置き換えられる意味合いなら、基礎的な動詞・副詞を使って、もっと平易に表現できたりもします。
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英語で「道路が混んでいる(渋滞している)」と述べるなら、busy (込み入っている)あるいは jammed (混雑している)といった形容詞が使えます。bad(良くない)と表現する手もあります。
渋滞している、と形容する対象の名詞は主に traffic(交通量)か road(道路)です。busy や bad もかなり基礎的な語彙ですが、他にも heavy や slow といった形容詞で叙述する言い方もできます。
英語の「you guys」は「君ら」くらいの意味でよく用いられる表現ですが、今ひとつ文法的に納得しにくい感のある表現でもあります。
you guys は俗な表現なので文法をすっ飛ばしているという趣も多分にありますが、ひとまず《 you = guys 》を並置した言い方と解釈できます。
you guys と構成が似ていそうな表現として「You fool !」「You idiot !」のような言い方があります。これは you guys とは構成が異なるようです。
日本語の「恥」「はずかしい」いう言葉には、実にさまざまな感情・心情のニュアンスが含まれます。この手の感覚を英語で表現する場合、「はずかしい」という表現はいったん捨てて、「ばつが悪い」とか「当惑してしまう」のような表現に言い換えてみた方が、適切な表現が見つかりやすそうです。
なお shy(シャイ)は「恥ずかしがり屋」という性格的傾向を指す語であり、それ自体に恥ずかしいという感情を指す意味・用法はありません。
みんなの回答:恥ずかしいは英語でどう言うの?
「罰ゲーム」は意外にも日本特有の概念という性格が色濃く、英語圏の文化にはほぼ「ない」といえる考え方です。「罰→ penalty 」、のような直訳は、誤解を招かないように注意が必要です。文脈に気をつければ ~ as a penalty のような表現が通じる期待は持てます。
余興としての罰ゲームという考え方がそもそも英語圏にはないので、はじめに罰ゲームの概念やルールそのものを説明・紹介した上で、「the Batsu-game」と固有名詞的に扱うような方法が、いちばん無難といえば無難です。
英語の慣用表現の中には、人名を定型的表現の中に含まれる言い回しが少なからずあります。状況次第では「それ誰 !?」なんて面食らう場面もあり得ます。主な表現を把握しておきましょう。
英語の主な慣用表現に登場する人名は、ジャックやジョージといった英語圏の典型的な人名か、あるいは故事にちなんだ伝説的人物の名称です。英語圏の典型的な名前は、実際にきわめてありふれた名前です。その意味を少し留意しておくべきかもしれません。
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